第7回 FPの家 デザインアワード2021

投票期間 2021年1月28日(木)〜 2月26日(金)
結果発表 2021年3月15日(月)

将来を見据えたプランも室内環境もバリアフリーな住宅

テーマは「高齢者にも優しいバリアフリー住宅」。
ご主人のこだわりは、将来を見据えた高齢者、子ども、誰にでも優しい使いやすさと生活のしやすさ。
あわせて、見えない部分の室内環境にこだわり、肌で直に接する床は1階に奈良県産のヒノキ、2階に杉を採用。
壁はご主人お気に入りの珪藻土・漆喰・ほたて貝・火山灰をブレンドした自然素材の塗り壁材で、調湿作用と浄化作用できれいな空気にこだわった。

和風のイメージで1階外壁を木目調、2階外壁を塗り壁調の配色。
南向きの大きな深い庇は、夏の日差しを遮り、冬の日差しを取り入れるように工夫。アプローチは車いすでも利用しやすい引き戸の玄関ドアで出入りが楽な形状にした。

仕上げ材を使わずあえてモルタル鏝仕上げとした土間。
収納スペースが右側へと広がり、床のヒノキと楢材の框(かまち)で視覚的に解りやすい玄関周り。左側の縦格子で家族団欒の雰囲気が伝わる。

みんながくつろぐリビングに大型のヘーベシーベ木製窓を取付け。プライバシーの確保は電動アルミルーバーで確保する。
丸窓と布クロスで畳コーナーを引き立てる。

車いすでも通りやすくするため廊下の有効幅を1メートルにしたことで部屋の延長となり、壁の縦格子、吹き抜けと合わせ立体的で広い空間になった。
畳コーナーに古民家調の吊り棚を設置しくつろげる空間を造った。

2階のスタディールームからのぞき込む吹き抜けからのリビングは、勾配天井で変化を。
高窓は電動ロールスクリーンの開閉で冬の日差しを取り入れ、夜空を見ることもできる。

暖簾を吊って仕切るシューズクローゼット。お出かけ用小物、ベビーカー、電動アシスト自転車の充電器なども置ける。

定番の室内干しスペースと使いやすい業務用大型シンクを採用。
吸湿放湿性の高い壁、天井材とワンポイントのかわいいモザイクタイル。

住宅では珍しい車いすでも楽に利用できるトイレ。通常時は開きドアで利用し必要に応じて簡単な操作で大開口になる引きドアを採用した。

落ち着く藍色のクロスとカウンターの集成材がコントラストになる家族が利用するフリースペース。
本が増えても棚板を簡単に増やせる使い勝手の良い可動棚。

2階の床は杉板に自然塗料、壁は珪藻土で仕上げ。
シンメトリーに計画した洋室は間仕切りを造ると2つの子供部屋になる。子供が独立した後は間仕切りを撤去して夫婦の趣味の部屋になる。