第11回 FPの家 Desgin Award 2025

第11回 FPの家 デザインアワード2025

RANCH145

自然とともに暮らす、静謡な現代住宅。この住まいは、周囲の自然と穏やかにつながることを大切に設計しました。低く伸びる屋根と水平ラインを強調した外観は、風景に溶け込むように佇み、訪れる人を静かに迎え入れます。室内に入ると、現しの梁と木天井が印象的な、開放感あふれる空間が広がります。大きな開口部からは庭の緑と光を取り込み、室内にいながら四季の移ろいを感じることができます。
この住まいの特徴のひとつが、ダイニングとキッチンをあえて分けて設えた空間構成です。キッチンは作業に集中できる落ち着いた場として、素材感と機能性を重視して計画しました。一方、ダイニングは包まれるような居心地のよい設えとし、食事や会話をゆったりと楽しめる場所となっています。生活のシーンごとに空間の性格を切り替えることで、日常に心地よいリズムが生まれます。

深い青に染まる夕暮れの空の下、室内からこぼれる柔らかな灯りが住まい全体を静かに包み込む。自然と寄り添う植栽や落ち着いた外観が日常の喧騒を忘れさせ、帰るたびに心を整えてくれる。時間の流れさえ穏やかに感じられる。

大きな窓の向こうに広がる夕景と、木の梁や床が醸し出す温もりが心地よく調和したリビング。柔らかな照明が空間に奥行きを与え、家族やペットと過ごす時間をより豊かにしてくれる。自然と一体となり、日常を特別なひとときへと変える。

重厚感のある鉄平石壁と、炎のゆらぎが静かに寄り添う上質なリビング空間。木の天井や梁が温もりを添え、大きな窓の先には夜の庭が広がる。照明を落とせば、素材の表情と陰影が際立ち、心を解きほぐす特別な時間がゆっくりと流れていく。

リビングとは程よく距離を保ち、料理に集中できる独立したキッチン空間。木の質感を生かした造作収納と落ち着いた色合いのタイルが、機能性と美しさを両立させる。窓から差し込む自然光が手元を明るく照らし、日々の調理時間を心地よく、豊かなひとときへと導いてくれる。

キッチンに隣接したブレックファーストヌックは、1日の始まりを穏やかに迎えるための特別な居場所。包み込まれるようなアーチ形の空間と木の質感が落ち着きを生み、家族だけの親密な時間を育む。朝食やコーヒータイムはもちろん、読書や会話を楽しむひとときにも心地よく寄り添う空間。

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