FPの家

人が、あたたかい。

吹抜けと優しい彩りに癒される家

物静かなご主人は雪国で育ったため絶対暖かい家に住みたいという希望。雪は少ないが厳寒の空気となる地域出身の奥様も同意見。奥様は明るい色使いをしながらおしゃれにしたい!という要望で打ち合わせが始まりました。
それぞれのお部屋ごとに大胆なカラーがありつつも、全体としてちぐはぐにならないような絶妙なバランス感。張り切って選び始めたモザイクタイルはその全体バランスを考えていけばいくほど迷路のようにわからなくなってしまい、頭が痛いと娘さんたちに漏らすように。
たった一度の家づくりだからこそ本気で悩むんですよね。こんなに素敵な家づくりのお手伝いができて私どもも感謝しています。

北日本地区青森県

玄関ドアをグリーンにして白を基調にしたいとの要望があり、窓のデザインとのバランスを考えて2色の外壁で貼り分けをし、品位のあるモダンな外観となった。屋根は太陽光パネルを搭載しており、南側への片流れとなっている。玄関左手は屋外物置と家を一体にし、全体の見栄えを美しくした。

リビングには3畳分の吹抜け。シーリングファンが気持ちよく家全体の空気を攪拌してくれる。

ダイニング脇にはお子様二人分の勉強スペースとランドセル、それぞれの用具を収納する棚がある。散らかりがちなダイニングを自分たちで整理しやすいように工夫。

和室は多くの色を使いたいという奥様の希望で畳を水色と桜色の2色。アクセントクロスも可愛らしい丸みのある柄と柔らかなグリーンの壁紙。押入れの扉は通気を考えルーバー扉を採用。

玄関収納のシューズクロークの入口は曲線の美しい垂れ壁に。奥の白とピンクのタイルは消臭と調湿の機能性タイルでアクセント。玄関先に置けると便利な季節用品がたっぷり収納できる。

キッチンには奥様の好きなピンクのシンクにピンク×ブラウンのキッチンパネルを採用。帰宅後の食事の支度もやる気スイッチ「ON」に気分が上がる。

吹抜けの2階ホールは広々と開放感。2階の子供たちとリビングの両親との会話も弾みます。もちろん洗濯物もホールにたっぷり乾かせる。

2階トイレの手洗いはあえて廊下に出して多用途に使用できるようにした。コンタクト用品や化粧品もこちらに収納し、二人のお嬢さんの忙しい朝の支度も分散できる。

造作洗面でモザイクタイルをご希望。白×水色×グレーが大人綺麗な清潔感とナチュラル感を演出。収納もたっぷり入る。

1階トイレは信楽焼の手洗いボールとカウンター上のコラベルライルは来客を意識。さらに間接照明で上質な空間にしている。