FPの家

人が、あたたかい。

世代を超えて、永く住継ぐ長期優良・高性能なFPの家

BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)で五つ星をいただいたこの長期優良住宅は、構造の基本となる柱や壁に「FPの家」独自のウレタン断熱パネルを組み込んだ箱型構造で耐震、省エネ、長持ち、メンテナンスがしやすいなどの高い基本性能を備えた、国が認める住宅です。薪ストーブを備えたリビングを中心に、玄関からダイニング、和室へのアプローチにも木のぬくもりをふんだんに使い、二世帯家族のやすらぎの空間となっています。

北関東地区栃木県

外壁は飽きの来ないベージュ系のサイディング。屋根には、日本三大瓦の一つ「三州瓦」と、「銅板」を使い「腰葺き屋根」という日本の伝統的な施工方法を用い、代々伝わる農家の広い敷地や門構えにもマッチし、格式のある落ち着いた外観になっています。

和風な外観からいったん玄関に足を踏み入れると、栗の木の床板など木のぬくもりが嬉しい各部屋へのモダンなアプローチ。リビングの南に大きく面したペアガラスからは、燦々と光が入り、冬場の晴れの日は暖房もいらないくらいの温かさで、自然と家族が集まってきます。薪ストーブの周りには栃木県産の「大谷石」を施しました。

大切なお客様のためには、やはり床の間付の和室があると便利。隣接するダイニングや、雪見障子が懐かしい和室とは引き戸で区切られているので、広く使いたい時にはオープンな空間に早変わりします。

床の間の明り取りの意味もある書院窓は、今では珍しくなっていますが、出窓の形をとることで花瓶を置いたり風情を楽しむ場所として利用できます。組子細工の障子窓からの明かりが安らぎを与えてくれます。

家族の会話が弾む対面型キッチンのバックヤードには、ご家族が大切にされている食器棚も自然に溶け込むよう配慮し、すりガラス引き戸の収納量たっぷりな「収納三昧」を採用。大工手づくりの木の棚がふんだんにある保存品ストックのための収納部屋も便利です。

2階は、若い世代向けに無駄のない間取りになっており、LDKを中心に簡単な食事もできるキッチンも備えました。階段の吹き抜けを利用し趣味が楽しめる書斎スペース、書棚スペースなどシンプルな中にも遊び心が満載。琉球畳が引き立つ小上りはほっとする空間になっています。