FPの家

人が、あたたかい。

桜町「FPの家」

コンセプトは「赤ちゃんからお年寄りまで、安心に健やかに住める家」。
構造材に全て県産無垢材を使い、壁や天井には漆喰や和紙、床の塗料にも全て自然由来の素材を使うことで体にストレスがなく居心地のいい空間にこだわりました。
さらに、FPウレタンパネルとASQボードのW断熱でUA値0.27W/㎡Kの断熱性能はHEAT20のG2レベルをクリア。C値は0.17㎠/㎡と気密性も良いため、エアコン1台で快適に住まえる省エネ住宅でもあります。

北日本地区岩手県北部

平屋をモチーフにした片流れの大屋根、内装の県産無垢材の温かいイメージと繋げながら、外観は炭黒の色で重厚かつスタイリッシュにまとめました。

南側の玄関アプローチから続くウッドデッキ。昼はトップライトから差し込む光と、夜は照明が軒裏のギンウッド(県産無垢材を使った加工内装材)の凹凸を引き立たせます。

床は木目が美しく和風の空間に合うオニグルミ。天井を見上げるときれいな無節のスギ板と吹き抜けの梁には大口径のスギを使い、時間がたつほど無垢材ならではの表情や香りも楽しめる居心地のいい空間です。

リビングの奥に大きな窓から差し込む明るいフリースペース。天井の“うんてい”は、冬が長い地域でも、家のなかで体を動かすことができるよう遊び心と健康を考えています。

床には赤みのあるヤマザクラ、天井に使った土佐和紙や壁の『幻の漆喰®』は、100%自然素材で、湿気がこもりやすい寝室を調湿し、空気環境を整えた空間でお休みいただけます。

無垢材でまとめたオープンキッチンがLDKの開放感を感じます。くつろぐリビングの視界から収納が見えないことでスッキリと見せ、パントリーや5度~15度で保存できる保冷庫は、お客様が集まるときにも対応できる収納力です。

漆喰の壁は臭いや汚れを取り去り衛生的に。藍色のタイルと信楽焼の手洗いボールが洗練された和モダンなトイレに。

水廻りの床は耐水性のあるナラを使用。天井の電動物干しは室内で場所をとらず渇きも早いので、効率よく時短で家事ができます。

二階に使った『音響熟成®木材』の床は、柔らかく、浮造りの凹凸感が足裏に心地よく感じられます。トップライトから差し込む日差しがリビングからも望めます。