FPの家

人が、あたたかい。

内断熱、外断熱という言葉を耳にしますが、FP工法はどちらに当たりますか?

鉄筋コンクリートの場合は、内断熱と外断熱とに分かれます。しかし木造の場合は、充填断熱と外張断熱となっています。これは、通称「次世代省エネルギー基準」正式には「建設省告示第998号 住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する設計及び施工の指針」の文言です。
「FPの家」はこの内の充填断熱に入ります。

充填断熱と外張断熱の違い

充填断熱の欠点は柱間に断熱材を充填するため、木材の柱が断熱材より熱を通すということです。
外張断熱の欠点を考えてみます。構造体としての柱の室外側に断熱材、その室外側に通気層、その室外側に外壁が施工されます。断熱材が厚ければ、外壁を保持するために、さまざまな工夫が必要です。その工夫が悪ければ、外壁としての性能は悪化します。外断熱の厚さの限度は7cm程度ではないでしょうか。この厚さは充填断熱のその厚さより小さくなります。
どちらにせよ、住宅の断熱に関する性能は、熱損失係数(Q値)という数字で表現することができます。この数字は、断熱材と柱等の木材を考慮したものとなっていますので、充填断熱と外断熱の性能を比べることができます。
熱損失係数とは、室内外の温度差が1度ある場合、壁、天井、窓、床等から逃げる熱と換気によって失う熱が、1時間・床面積1㎡あたりどれくらいあるかを数字で表したものです。ちなみに値が小さいほど、性能が良いといえますが、住宅の間取り、窓の大きさ等により異なるため、「FPの家」だからいくつとはいえないことを付け加えます。しかし、間取りや窓等プランが出来てなお且つ「FPの家」であれば熱損失係数は計算できます。というより、必ず熱損失係数は計算してお施主様に確認してもらう事が必須条件になっています。
また、充填断熱の場合、柱の結露という点でお話しをすると、例えば柱が10.5cmとして、具体的な数字でお答えします。まず室内が22度と仮定します。外気が-20度のとき、室内側柱の表面温度は17.5度です(木材の熱伝導率0.12W/mK)から室内の湿度が80%で、外気が-30度では表面温度16.4度ですから70%で、柱の表面は結露します。機械換気をすると室内の空気が乾燥気味となりますので、前記の湿度より上がることは無く、また外気がこれほど下がることは無く、よって柱の表面結露は考えなくても良いと思います。ちなみに、柱が結露する前に樹脂サッシが結露します。
住宅というのは1棟ずつ性能が違うので私たち「FPの家」では、間違いの無い省エネ性能をお客様にご確認いただく為、前述の熱損失係数のほか、気密性能と換気システムについて実測してお引き渡す事を条件としています。しかもそれは、次世代省エネルギー基準にのっとり北海道では熱損失係数と気密性能については最高レベルでクリアする事をお約束しています。