「FPの家」では、湿気や水分を吸収しにくい硬質ウレタンを使用したFPウレタン断熱パネルと呼ばれる断熱材を採用しています。このパネルを柱の間にはめ込み、湿気の侵入を防ぐ透湿防水シートを貼ったうえで空気を循環させる通気層を設けています。さらに開口部廻りの一部や床の配管部分、外へ貫通する隙間にウレタンを吹き込んだ後にテープを貼るなど、徹底した気密対策を図り湿気の侵入をシャットアウトしています。

結露の発生条件と高断熱・高気密・計画換気には強い関係性があります。そのため、完成後には気密測定と風量測定」を実施し、しっかりと施工されているか調査しています。

●気密測定
家全体の隙間を調べるのが気密測定です。国の基準を大幅に上回る数値を合格ラインとする厳しい基準を設けています。全棟でこの測定を実施しています。

●風量測定
外気温の影響を受けず室内温度が一定な環境にあることがベストです。その働きを促すのが計画換気です。高いレベルで気密が施された「FPの家」は、この働きが正常に機能しているのかを検査したうえでお引き渡ししています。