当社では「FPの家」に使用しているウレタン断熱材について、壁に施工した状態で人間に対し悪影響を及ぼす可能性について、さまざまな角度から検証をしております。
硬質ウレタンフォームは、人が生活する範囲の温度帯において極々微量の気体を発生させています。この気体について、当社の技術研究所が51に及ぶ国内外の研究報告と照らし合わせ検証したところ、人間の健康に対し悪いものは認められませんでした。ウレタンは通常、住宅の壁や床の中にある状態では無害であり、むしろその断熱性能によって健康を守る事に寄与することを証明できています。

また、火事の時に発生する有毒ガスは主に不完全燃焼による一酸化炭素です。ウレタン樹脂が低温で燃焼すると有毒のシアンガスがごく微量発生しますが、高温で燃焼すればシアンガスは全く検知されません。
室内から火災が発生した場合、ソファ、椅子、テーブルなどの家具、カーテン、ビニールクロス、絨毯などの生活用品が火災で燃えることによって有毒ガスが発生し、それを吸込んでしまうことが死傷者が発生する主な原因です。 実際の火災発生時、FPウレタン断熱パネルに火が到達する前に、室内にある石油化学製品により、室内は有毒ガスで満たされ、大変危険な状況が発生してしまいます。