FPの家

人が、あたたかい。

喘息だった子どもたちが皆勤賞を目指すなんて、思ってもみませんでした。

No.03

京都府 S様

気密性・断熱性の話注文住宅

先生、猛勉強を始める!

お子さんの絵や作文が飾られた、ご一家のコミュニケーションスペース。

 38度を超える最高気温が話題となった京都府舞鶴市。しかし、Sさんが数年前に新築を考えたきっかけは、古い以前のお住まいが「冬、寒すぎて」という理由からでした。
そしてもうひとつ、以前は喘息やアトピーに苦しんでいたお子さんたちが健やかに成長することを望んでの家づくりだったのです。 ハウスメーカーの家に決めかけていたものの、「なんとなく納得できなかった」というご主人。たまたま土地を紹介してくれた工務店が「FPの家」を扱っていたことから、家づくりについて猛勉強を始めたそうです。
「断熱や気密施工などの知識を得てから他メーカーのいろんな家を見てまわりましたが、グラスウールが隙間だらけ例などズサンな面がたくさん見えてきました。もちろん『FPの家』に見学に行き、性能の違いをしっかり確かめました」とのこと。その結果、デザインよりもむしろ快適に暮らしたいと思うようになり、家を見る視点がどんどん変わっていったといいます。もちろんFPに関しては、インターネットなどであらゆる情報を入手して、とことん納得したうえでの決断でした。

目指せ!皆勤賞

 「FPの家」に入居して4年半、Sさんご一家の生活は驚くほど変化したようです。養護学校の先生と小学校の養護教諭という共働きのご夫妻は、前の家では夏も冬も最初に帰宅するのが苦痛だったそうです。でも今は「一番に帰ってくるのが楽しみになりました」と奥様が言えば、「家に帰った瞬間が幸せやん!」とご主人も。
さらに奥様は学校から持ち帰りの仕事も多く、朝3時くらいに起きて仕事や朝食の準備をすることが多いのだとか。「迷うことなく布団から出て、冬はパジャマのままで仕事できますし、夏も熟睡できて疲労もたまりません」と大満足のご様子です。 とはいえそんな快適さも、「今ではすっかり当たり前になってしまいました」と笑いながら、ご主人はとっておきの話をしてくれました。
「実は、自慢なんですけどね。3人の子どもたちは1日も学校を休んでいないんですよ」
上2人のお子さんがかつては喘息やアトピー性皮膚炎に悩まされ、大変な苦労されたSさんご一家。「FPの家」に入居されてからの一番の変化といえば、お子さんたちがすっかり元気になったことなのです。

子どもたちのコメントに、大感激!

 取材に伺ったのは、日曜の午後。ご夫妻にお話を伺っていたところ、そろって舞鶴海洋少年団の制服に身を包んだお子さんたちが帰ってきました。 長男の歩(あゆむ)くんと次男の拓(ひらく)くんは小さいころ喘息がひどく、朝晩は吸入器を使い、夜中に咳がひどくなって救急病院に連れて行くことも度々ありました。旅行に出かけても、食堂やコンビニで吸入器のコンセント探しに必死だったそうです。
「でも、この家に引っ越してからは、だんだん症状が出なくなり、吸入器を使うこともなくなりました」とお父さん。
今では海洋少年団やスイミングスクールに通うなど、元気なアウトドア派に変身したご兄弟に「前のお家のこと、覚えてる?」と聞いてみると…
「前の家はひとつの部屋から出ると、ものすごく寒かったり暑かったりしたけど、この家に来てからは、全部の部屋が涼しかったり暖かかったり…」と歩くん。
「僕も快適です」と、拓くんはちょっとはにかみながら。
2歳の時この家で暮らし始めたほのかちゃんに「このお家、好き?」と聞くと、すかさず「気に入った!」とのお答え。
喘息に苦しんだお子さんたちの皆勤賞もさることながら、素晴らしい受け答えをする成長ぶりに、Sさんご夫妻も感激のひとときでした。

  • 養護学校の先生をなさるご主人は、「今の小学生は毎日スケジュールがいっぱいで、一緒に遊ぶ時間が少ないんです」と嘆く。家では掃除・洗濯に加え、食器洗いを担当。

  • 「前の家では冷たい空気と暖かい空気の温度差が、気管支を刺激して喘息の発作を起こすことがあったんです」と、当時を振り返る奥様。

  • 入居して間もない頃のご一家。