FPの家

人が、あたたかい。

希望をすべて形にした、思い通りの家ができました。絵を描いたり本を読んだり、家族の時間を楽しみたいですね。

No.12

三重県 S様

気密性の話注文住宅

自分たちが住みたい家を、とことん追求!

ガレージとその中のクルマも含め、白と黒のコントラスト、シャープな形状が美しいS様邸の外観。思わず室内をのぞいてみたくなる。

伊勢平野の中央に位置する臨海都市、三重県津市。Sさんご一家は、壮真(そうま)くん、穂奈実(ほなみ)ちゃんとの4人ご家族です。
中古住宅を購入して5年ほどが過ぎた時に受けた耐震診断の結果が良くなかったことから、Sさんは“近い将来、必ず起こるといわれる東海大地震”に備え、建て替えを決意しました。
家づくりに際しては、まず住宅展示場をまわって“住みたい家”のイメージをつくり、数ある候補の中からハウスメーカー、建築家、工務店の5社に絞りました。さらに前の家の改善してほしいところや新しい家への希望を提示したうえで、各社にプラン(図面)を提案してもらったそうです。
その結果、性能と空間設計ともに思い通りの家づくりができると判断したことから、FPの工務店を選んだSさん。選定のポイントは、太陽光発電や蓄熱暖房などのコンセプトに共感でき、細かい質問メールにも即座に返答してくれたこと。また、実際に会って「FPの家」のことを聞くうちに「あぁ、こういう家を建てたかったんだ」と納得できたそうです。

機能的かつスタイリッシュに、こだわりを表現

かくして気密性を求めたご主人と独創的な家を望んだ奥様のご希望を形にした、理想の住まいができあがりました。白と黒を基調にしたスタイリッシュなお住まいには、ご夫妻のこだわりがいたるところに表現されています。
四角い形状の外観に表情を与える窓の配置は、光の採り入れ方をも考慮したものです。リビング・ダイニングの床には、大理石とチーク材を使用。チーク材は国内にはなかなか残っていなかったものを探してもらったのだとか。また、蹴込み板のない“スルー階段”は、螺旋(らせん)階段風に。踏み板の幅も広くして、小さいお子さんたちの上り下りにやさしくしました。
さらに、子どもを遊ばせたり、お客様を泊めたりするための畳の部屋をご希望されたところ、リビングに続く部屋として段差のある畳スペースが生まれました。モダンな空間にマッチした遊びやくつろぎの空間として、使い勝手がとても良いのだそうです。
「(家づくりでは)たくさんのわがままを言いましたが、工務店さんは一度も『できません』と言わず、ひとつひとつ丁寧に対応してくれました」と笑顔で語る奥様。「私たちの希望通りの家ができ、しかも快適で、100%満足です」とご主人も目を細めます。

家族の素敵な物語をはぐくむ、あったか空間

1階のパブリックスペースとは異なり、2階にはSさんご一家のライフスタイルを映し出すホットなスペースが広がっています。
芸大ご出身の奥様が絵を描くための場所として2階をアトリエ兼ホールとし、クローゼットには画材を収納するためのスペースも確保して、油絵の具を使ってもニオイがこもらないよう換気設備も整えました。
今はまだお子さんが小さいので本格的な作品づくりとはいきませんが、家族で過ごす時間を大切にするために、みんなで本を読んだり、お絵かきを楽しんだりする場所として大いに活用されています。
入居後まもなくの取材でしたので、「季節ごとの快適さを体感するのがこれからの楽しみ」とのことでしたが、省エネ効果はすでに実感していらっしゃいます。4kWの太陽光発電を搭載し、売電分もあるため、オール電化でも電気代は月1万円未満。「以前より空間が広がったのに、電気代は格段に安くなって大助かりです」とのこと。
自分たちの理想とする暮らしのあり方を、工務店とともにひとつひとつ形にした「FPの家」。Sさんの家づくりは充実感と達成感にあふれ、新しい家でお子さんと本を読み、絵を描いている表情がとても生き生きと感じられました。
これからもこの家から、素敵な物語がたくさん生まれることでしょう。

  • 大理石とチーク材の床が心地よいリビング・ダイニング。壁面にしつらえたテレビの上下の収納ボード、縦長の窓を背景にしたスルー階段など、すべてがスタイリッシュ。

  • 壮真くんは6歳下の妹・穂奈実ちゃんのために絵本を作ってあげるほど。幼い穂奈実ちゃんもお絵描きに夢中。2人の将来が楽しみだ。

  • 以前のお住まいはリビングが暗かったので「全体を明るくしたかった」という奥様。今はどこにいても光がたっぷり入り、奥様の表情もより明るく。