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住まいのコラム

2025年4月15日

憧れのパントリーで快適な毎日を!メリットや設置する際のポイントを解説

最近「パントリー」という言葉を耳にする機会が増えていませんか。キッチン用品や食品をまとめて収納できる便利なスペースとして、多くのご家庭で採用が進んでいます。

本記事では、パントリーを設置するとどんなメリットがあるのか、設置する際のポイントまで詳しく解説します。これからの人生を豊かにする、快適な家づくりの参考としてお役立てください。

パントリーとは

パントリーとは、主に食品やキッチン用品を収納するための専用スペースを指します。欧米の住宅では古くから広まっていましたが、日本でも効率的な収納や省スペース化の観点で近年とても人気が高まっています。

一般的にはキッチン横に設置され、缶詰や調味料、非常食や飲みもののストックなどをまとめて保管できるでしょう。さらに日用品をしまう事例も多く、限られた収納力を補いつつ、部屋全体をすっきり保つ役割を担っているのが特徴です。

パントリーを設置するメリット

パントリーを導入すると、収納の悩みや家事の負担を大きく軽減できるでしょう。ここでは代表的なメリット4項目をそれぞれ簡潔に説明します。

食品を大量に収納できる

食品を大量に収納できる

パントリーの大きな魅力は、大量の食品ストックをまとめて保管しやすい点です。米や缶詰などのまとめ買いも、キッチン収納が埋まりにくくなり、防災用品も置きやすくなります。

非常時用の水や調理器具も収納しやすく、いざというときにさっと取り出せる安心感が得られます。パーティー用の食器など日常的に使わないものも置いておけるので、必要なときだけ取り出して使える利便性も高まるでしょう。

こうした余裕があると、買いものの回数を減らしやすくなり、毎日の暮らしにゆとりをもたらす効果も期待できます。

日用品も収納できる

食品以外の日用品もまとめて管理できるのも、パントリーの魅力です。洗剤やトイレットペーパーをたっぷり購入しても、収納スペースにゆとりがあるため、すっきりと整理できます。

さらに、大掃除グッズや学校の道具も一緒に保管できるので、必要なときにすぐに取り出せ、慌てることなく準備できます。

こうした利便性の高さから、パントリーは多くの方に選ばれています。収納に余裕があることで、暮らしがより快適に整い、心地よい毎日をサポートしてくれるでしょう。

探す手間が省ける

探す手間が省ける

DANSENの家 茨城県/(株)セレクトホーム

収納場所が分散していると、必要なものを探すのが大変になりがちです。しかし、パントリーを設けて一括管理すれば、家族全員がどこに何があるかをすぐに把握でき、探し回る手間がぐっと減ります。

さらに、棚の高さを揃えたり、ラベルを活用したりすることで、買い置きの量が一目で分かりやすくなり、重複購入を防ぐ効果も期待できます。必要なものをスムーズに見つけられる環境は、日々の暮らしをより快適にしてくれるでしょう。

パントリーを上手に活用することで、在庫管理がスムーズになり、家事の効率がアップします。

キッチンがすっきりする

パントリーがあれば、キッチン周りの棚やシンク下に無理に物を詰め込む必要がなくなり、調理スペースを広々と保てます。掃除や片付けがしやすくなるのも、大きな魅力のひとつです。

さらに、物を積み上げることなくすっきりと収納できるため、空間全体が整い、どこに何があるのかが一目で分かるようになります。その結果、在庫管理がしやすくなり、必要なタイミングでスムーズに補充できる安心感も生まれるでしょう。

来客時にキッチンを見られても慌てることなく、生活感を抑えた洗練された印象を保てるのもうれしいポイントです。また、作業スペースがしっかり確保されることで料理の段取りがスムーズになり、家族との会話を楽しみながら調理できる環境が整います。

収納スペースが不足していると、食材の賞味期限切れや重複購入の原因になりがちですが、パントリーがあれば無駄を減らし、効率的に管理できます。衛生的にもよい状態を保ちやすくなり、より快適なキッチンライフを実現できるでしょう。

パントリーを設置する際のポイント

パントリーを導入する際は、しっかりと計画を立てることが大切です。広さや配置を工夫することで、より使いやすく、快適な収納空間を実現できます。そのためには、事前に押さえておくべきポイントを知っておくことが重要です。

適切な計画を立てることで、収納力を最大限に活かし、スムーズに出し入れできるパントリーになります。ここでは、理想的なパントリーを作るために役立つ5つのポイントをご紹介します。ぜひ参考にして、快適な収納空間を整えてみてください。

必要な広さを考える

必要な広さを考える

COZY HOUSE 福岡県/想創舎(株)手嶋組

パントリーの広さは、キッチンやダイニングとのバランスを考えることが大切です。広すぎると生活空間が圧迫され、狭すぎると収納のメリットを十分に活かせなくなるため、家族構成や買い置きの頻度を踏まえた適切なサイズを設定しましょう。

また、棚の奥行きも使い勝手に大きく影響します。奥行きが浅すぎると収納力が限られ、深すぎると奥の食材が見えにくくなり、気づかないうちに期限が過ぎてしまうこともあります。

無理のない寸法や奥行きを考慮し、スムーズに取り出せる配置を意識することで、より快適で使いやすいパントリーが実現します。

動線を考慮する

パントリーは、キッチンに隣接したものが一般的ですが、扉の位置や通路幅の設計によって使い勝手が大きく変わります。たとえば、冷蔵庫やコンロ、シンクといった主要設備の近くに配置すると、調理の流れがスムーズになり、効率的なキッチン空間を実現できます。

買い物から帰宅後、食材をすぐに収納できることで、片付けの手間が減り、調理への移行もスムーズになります。動線を意識したレイアウトは家事の負担を軽減し、毎日の作業をより快適にしてくれるでしょう。

また、玄関とキッチンをつなぐウォークスルータイプのパントリーを設け、大量の買い物をすぐに収納できるように工夫するアイディアもおすすめです。キッチンまでの移動を最小限に抑えられるため、効率的な家事動線を確保しやすくなります。

棚を可動式にする

パントリーの棚を可動式にするか固定式にするかによって、収納の使い勝手が変わります。可動式の棚は高さを調整できるため、ペットボトルや大型の調味料容器など、背の高いものを収納する際に柔軟に対応できるのが魅力です。

季節によって収納するアイテムが変わるときも、棚の位置を変えることでスムーズに対応できます。たとえば、夏はペットボトルを多めに収納し、冬は鍋などの大きな調理器具を収めるなど、用途に応じた調整がしやすくなります。

一方、固定棚はコストを抑えられるメリットがあるものの、収納するものが変わった際に調整が難しくなることもあります。ライフスタイルの変化に柔軟に対応できる可動式の棚を選ぶことで、より快適で使いやすいパントリーを実現できるでしょう。

換気・湿気対策を講じる

パントリーには食品や紙類を収納することが多いため、湿気対策をしっかり行うことが大切です。湿気がこもるとカビやダニが発生しやすくなり、食品の品質にも影響を与える可能性があるためです。

具体的には、パントリーにも換気システムを導入したり、調湿効果のある建材を使用したりすることで、快適な環境を維持しやすくなります。季節によっては、除湿器を活用するのも効果的な方法です。

湿気対策を適切に行うことで、カビやダニの発生リスクを抑え、食材をよい状態で保ちやすくなります。湿気による建材の劣化を防ぐことで、住まい全体の衛生環境を守り、より快適で健康的な空間を維持できるでしょう。

また、優れた気密性を確保することで湿度のコントロールがしやすくなるため、住宅性能そのものを高めることも大切です。まるで魔法瓶のような家と表現される「FPの家」は、独自の「FPウレタン断熱パネル」と確かな技術を持ったプロの施工で、高気密・高断熱の住まいをご提供しています。

ゴミ箱を設置する

パントリーにゴミ箱を置く発想は、意外かもしれませんが非常に便利です。とくに調理中に出る空き缶やペットボトルをすぐ分別できるため、キッチンにゴミ箱を置くスペースが不要になります。

見た目がさらにすっきりするうえ、ゴミが溜まっていても目立ちにくくなります。ただし、ニオイ対策は欠かせません。蓋付きのゴミ箱や消臭剤を使い、換気をこまめに行いましょう。

こうした対策をすれば不快なニオイがこもることを防げますし、キッチンやリビングの衛生状態も良好です。

まとめ

まとめ

NANI LOAの家 茨城県/(株)セレクトホーム

パントリーは食品や日用品を一元管理でき、家事の効率も高められる便利なスペースです。ただし、動線や棚の仕様、湿気対策などをよく検討しないと「こんなはずじゃなかった」 と後悔しかねません。快適な暮らしを目指すなら、しっかりポイントを押さえてプランを練りましょう。

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