理想のマイホームを実現するために、業者選びは大切です。マイホームを購入する際に、ハウスメーカーと工務店のどちらを選べばいいのか悩む方も多いでしょう。
そもそもハウスメーカーと工務店にはどんな違いがあるのでしょうか。 そこでこの記事では、ハウスメーカーと工務店の異なる点について詳しく紹介します。
よい点や悪い点、信頼できる業者を見つけるポイントについても紹介するので、これからマイホームを購入する方はぜひ参考にしてみてください。
ハウスメーカーと工務店の違い
ハウスメーカーと工務店がどう異なるのかを知るために、ハウスメーカーと工務店の特色について紹介します。 また、6つの異なる点についても詳しく紹介します。ハウスメーカーとは
ハウスメーカーとは、住宅建築の自社のルールを持ち、全国規模で営業を展開している住宅業者のことをいいます。
日本全国に展開しているため、対応エリアが広いのが特徴です。また、日本の各地域に営業拠点を持っています。
工務店とは
工務店とは、地域に密着して住宅の建築や施工を行う建設業者です。ハウスメーカーとは異なり、多くの場合は全国展開ではなく、限られたエリアで営業しているのが特徴です。
工務店は、営業形態や規模に応じて、いくつかのタイプに分類されることがあります。
地域密着型
地域密着型は、特定の市町村や県内など、限定されたエリアで営業する工務店です。地元の気候や風土、地盤の特性をよく理解しており、その地域に最適な住宅づくりを提案できます。
代々地域で事業を営んでいることが多く、地域住民との信頼関係が深いのが特徴です。きめ細やかな対応と柔軟な設計が可能で、施主の要望に寄り添った家づくりができます。
フランチャイズ
フランチャイズは、本部となる企業の看板やノウハウを活用して営業する工務店です。本部が開発した住宅プランや建材、施工マニュアルを基に、地域の工務店が施工を行います。
また、ボランタリーチェーンと呼ばれる形態もあります。これは、独立した工務店が共同で仕入れや情報交換を行う組織です。フランチャイズは本部との契約関係がありますが、ボランタリーチェーンは加盟店同士が対等な関係で協力する点が異なります。
いずれも、地域密着型の良さを保ちながら、ブランド力や品質管理の仕組みを活用できるメリットがあります。
中堅ビルダー
中堅ビルダーは、複数の都道府県にわたって営業展開する規模の大きい工務店です。地域密着型よりも対応エリアが広く、支店や営業所を複数持っているのが特徴です。
ハウスメーカーほど全国規模ではありませんが、一定の施工実績と技術力を備え、地域に根ざした営業活動を行っています。自社で設計部門や資材調達の仕組みを持つことも多く、コストと品質のバランスが取れた家づくりが可能です。
ハウスメーカーと工務店の違いを理解するうえで、工務店にもさまざまなタイプがあることを知っておくとよいでしょう。
それでは、ここからはハウスメーカーと工務店の違いについて詳しく見ていきます。
ハウスメーカーと工務店の6つの違い
ハウスメーカーと工務店の特色を踏まえたうえで、次に両者の違いについて確認していきましょう。ハウスメーカーと工務店には、主に次のような違いがあります。
・建築にかかるコスト
・設計の自由度
・工期の長さ
・施工エリア
・施工の精度
・アフターメンテナンス
以下では、それぞれの違いについて詳しく解説します。
建築にかかるコスト
ハウスメーカーは、広告宣伝費に加え展示会場の管理費、技術開発費などが必要です。また、運営に携わる人数が多いため、人件費が多くかかる傾向があります。
そのため、必要となる費用が建築費に反映されるので、建築費が高くなってしまいます。 工務店は、建築以外のコストが発生しにくいので、同じ規模の住宅の場合は建築にかかるコストは低くできる傾向にあります。
設計の自由度
ハウスメーカーは、メーカー側が用意したプラン・設備・建材のなかから顧客の好みにあうものを選ぶスタイルが一般的です。用意されているプランを使わずに注文住宅を建築すると、割高になる可能性があります。設計に関する縛りはあるものの、施工を無駄なく進められるのが特徴です。
工務店は設計の縛りがあまりなく、顧客の希望の設備を入れられたり、間取りを自由に設定できたりします。自分のこだわりを活かした世界にひとつだけのマイホームを建てたい方は、工務店に依頼するほうがいいでしょう。
工期の長さ
ハウスメーカーは、住宅を建築する流れがすべてルール化されています。定められたルールに沿って業務が進むので、マイホームが完成するまでの時間が比較的短時間です。
工務店は顧客の希望を聞いて設計し、設計に合わせて住宅を建てます。マイホームにあわせて資材を加工する場合もあり、一軒ごとに設計から完成の流れが違うため、工期が長くなる傾向にあります。
施工エリア
ハウスメーカーは施工エリアが広いため、全国どこでも依頼できます。
一方、工務店はひとつの県のなかや、市町村のなかだけにエリアが限られていることがほとんどです。なかには、中堅ビルダー型のようにほかの地域に支店を設けているような工務店もありますが、それでも近隣の市や県の範囲を出ることはほとんどありません。
施工エリアが限られる分、工務店は地域の周辺環境や実情を深く理解しています。地元の人間ならではの、土地勘を活かしたマイホームづくりを提案してもらえるでしょう。
施工の精度
施工の精度は、ハウスメーカーと工務店で一概にどちらが優れているとはいえません。ハウスメーカーは、工場で部材を加工し現場で組み立てる工業化住宅が中心で、品質が均一になりやすい仕組みがあります。
しかし、現場での施工を担当する職人の技術レベルには差があり、近年ではSNS上で施工不良が話題になるケースも見られます。
工務店は、職人の技術力に依存する部分が大きく、業者によって施工の精度に差が出ることがあります。しかし、地域に根ざして営業している工務店は、評判が直接経営に影響するため、丁寧な施工を心がけているところが多いのも事実です。
信頼できる職人を抱え、長年の経験と技術を活かした高品質な家づくりを行う工務店も少なくありません。重要なのは、ハウスメーカーか工務店かではなく、実際の施工実績や利用者の評判を確認することです。
アフターメンテナンス
アフターメンテナンスについても、業者によって対応内容が異なります。ハウスメーカーは、全国規模のネットワークを活かした定期点検や長期保証制度を整えているところが多く、システム化されたサポート体制が特徴です。
ただし、対応が定められた範囲内に限られることがあり、細かな要望には応じにくい場合があります。
工務店は、地域に密着しているため、迅速な対応が期待できます。とくに地元で長く営業している工務店は、評判が事業の継続に直結するため、小さな不具合でも親身に対応してくれることが多いです。ハウスメーカーでは保証対象外となるような細かなメンテナンスにも、柔軟に対応してくれるケースがあります。
アフターメンテナンスの充実度は、業者選びの重要なポイントのひとつです。
ハウスメーカーに建築を依頼するメリット・デメリット
ここまで、ハウスメーカーと工務店の違いについて見てきました。ここでは自分に合った住宅会社を選びやすくするために、ハウスメーカーに建築を依頼するうえでのよい点・悪い点を理解しておきましょう。以下、詳しく紹介します。
ハウスメーカーに建築を依頼するメリット
テレビCMが放送されていて一度は聞いたことのあるというメーカーも多く、ブランド力があります。知名度やブランド力があると、住みはじめた後に不具合が起こっても、すぐに対処してもらえる安心感があります。
なお、業界トップクラスの気密性能を誇る「FPの家」グループでは、経年による品質の劣化もほぼない高性能の証として、パネルの素材内部について「無結露50年保証」をお約束しております。詳しくはこちら
ハウスメーカーに建築を依頼するデメリット
一般的に工務店と比較した際、大きくコストが高くなるという点が、依頼するうえでの懸念点です。 また、工務店と比較した際、設計の自由度が低い点も挙げられます。 プランや設備が決められていることが多く、その場合プランから外れた設計はできません。
さらに、プランにないものを希望したり、オプションを追加したりするとさらに費用が高くなる可能性があります。
工務店に建築を依頼するメリット・デメリット
今度は工務店に建築を依頼するうえでのよい点・悪い点も理解しておきましょう。以下、詳しく紹介します。工務店に建築を依頼するメリット
工務店は、費用が抑えられることが大きな利点です。マイホームを購入する際は、家具を新しくそろえたり引っ越しをしたりと、建築費用以外にも費用が必要になります。建築費用が削減されれば、その分を他の支出にまわせます。
さらに、自由度が高いのもメリットのひとつです。ハウスメーカーは、決められた設計プランや設備から選ばなければならない場合があり、施主の希望がすべて叶うわけではありません。しかし、縛りが少ない場合が多いので、特別な希望もかなえやすいでしょう。
また、対応エリアが広くない分、地域の環境や気候に詳しいのも特徴です。地元の特性や風土に合わせた提案や工事をしてくれるので、安心して家を建てられます。
工務店に建築を依頼するデメリット
懸念点は、工期が長くかかることです。あらかじめ資材を加工して、現場で定めたルールをもとに組み立てるといった仕組みができていない分、予定より完成が遅れることもあるでしょう。
また、建てた家の品質は一定ではありません。業者によって技術やサービスに大きな差があります。しっかり口コミを調べ、複数の業者のなかから納得できる業者を選びましょう。
ハウスメーカーと工務店どちらを選ぶべき?
どちらを選べばいいのかは人によって異なるため、ハウスメーカーと工務店のどちらがおすすめなのか以下で詳しく紹介します。ハウスメーカーに依頼するのがおすすめな人
ハウスメーカーがおすすめな方は、ブランド力に魅力を感じる方や安心感を求めたい方です。会社の規模が全国的で、自社の工場で建築資材を加工するため、できあがる家の品質が一定に保たれています。
また、マイホームを建てる方の多くは初めての経験のため、注文住宅を建築するのに必要な知識を持っていません。どんな間取りがいいのかや、どのような建築資材を選べば自分の理想のマイホームが実現できるのか、理解していないことが多いでしょう。
しかし、設計プランや設備があらかじめ決まっているので、自分の要望を担当者に伝えて、要望を叶えられる設計プランや設備はどれに近いのかを教えてもらえます。
さらに、ハウスメーカーではアフターサービスもルール化されており、定期点検のお知らせがあります。建てたマイホームに住んだ後も快適な生活を送れるでしょう。
工務店に依頼するのがおすすめな人
Afternoon Tea House 鹿児島県/有邦開発(株)
工務店は、自分だけのこだわりのつまった家を建てたい方に最適です。設計プランや設備があらかじめ決まっていないことが多いため、ハウスメーカーではできないプランや設備を使える可能性が高くなります。
しかし、自分のこだわりを実現するためのマイホームづくりの知識が無い方でもご安心ください。工務店の豊富な知識と経験により、理想の家づくりの実現が可能になります。 マイホームづくりについての知識を持ち、とくにこだわりがある方や特定の設備を使用したい方は、工務店を選ぶことをおすすめします。
自分だけのマイホームをきっと作ることができるでしょう。 世界に一軒だけの理想の住まいを実現する「FPの家」工務店のこだわりについて 詳しくはこちら
ハウスメーカーか工務店か迷ったら
マイホームは、長い人生のなかでも非常に高価な買い物であり、毎日の暮らしを長期間支えるものです。そのため「ハウスメーカーと工務店、どちらが我が家の理想を叶えやすいだろう…?」と悩んでしまう方も多いでしょう。
そんなときは「FPの家」グループにご相談ください。 「FPの家」グループは全国10地区、沖縄県を除く46都道府県にある工務店や住宅業者で組織する全国ネットワークのグループです。
設計の縛りが少ないので、施主の希望に合わせた家づくりが可能です。 そのうえでFPの家独自の品質管理規定を設け、技術指導員免許証をもったビルダーが建築するため、建てた家の品質も高くなります。
信頼できるハウスメーカー・工務店を見つけるポイント
信頼できる依頼先を見つけるにはどうすればいいのでしょうか。
業者選びの際には、次の5つのポイントに気をつけましょう。
・利用者の口コミをチェックする
・設計の自由度をチェックする
・住宅完成保証制度に加入しているかをチェックする
・アフターサービスの充実度をチェックする
ここでは、ハウスメーカーと工務店のポイントについて、詳しく紹介します。
施工エリアをチェックする
ハウスメーカーの施工エリアは全国ですが、工務店の場合は業者ごとに施工エリアが限定されています。 検索して依頼したい工務店が見つかっても、マイホームを建てたい場所がエリアに入っていない場合もあります。
そのため、工務店を探す場合は、最初に建てたいエリアが施工エリアに含まれているか確認した後にサービスの詳細を確認しましょう。
利用者の口コミをチェックする
利用者の口コミをチェックすることも大切なポイントです。実際に住んだ後の感想や、家を建てている間のコミュニケーションに関する口コミをチェックしましょう。プランの提案がどのくらいあったかや、希望をどれだけ聞き取ってくれたかをチェックするのも大切です。
しかし、口コミはあくまでもその方の意見に過ぎません。人によって感じ方も異なりますし、悪い口コミが書かれていても、書き込んだ利用者の態度が悪かった可能性も否定できません。
口コミをすべて信じて施工業者を決めてしまわないよう、自ら確認することも大切です。
設計の自由度をチェックする
マイホームを購入する際に「これだけは叶えたい」という希望がある方は、必ず設計に関する縛りがあるかチェックしておきましょう。
建築業者を選んだ後に、希望が叶わないとわかっては取り返しがつきません。選ぶ時点でどのくらい設計の縛りがあるかをチェックしておくことが大切です。
また、とくに希望がないという方であっても、設計の打ち合わせをしているうちに叶えたい希望が出てくる場合があります。設計の縛りが多いと、希望が叶えられない可能性が高いため、なるべく縛りの少ない業者を選んでおくと後悔しないでしょう。
住宅完成保証制度に加入しているかチェックする
住宅完成保証制度とは、住宅を建設している途中に倒産した場合に保証される制度です。住宅完成保証制度に加入していれば、前払い金やほかの業者への引き継ぎ費用が保証されます。
建設途中の倒産は多くありませんが、完全にないとはいえません。万が一の事態を想定して、住宅完成保証制度に加入している工務店を選びましょう。
アフターサービスの充実度をチェックする
住みはじめた後に不具合が見つかることもあるため、アフターサービスもチェックしておくことが大切です。 瑕疵保証は、どちらも10年間の保証をつける義務があります。
しかし、耐震補償制度やメーカー延長保証、定期点検は業者によって内容が異なります。 施工業者を選ぶ際には、どんなアフターサービスが受けられるのかをしっかりチェックして選ぶようにしましょう。
こちらの記事では、マイホームの購入について解説しています。必要な知識や確認すべきポイントも取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。まとめ
マイホームの購入は費用が高額なため、多くの方が長期間のローンを組むことになります。一度建てたらすぐに引っ越すことは難しいので、後悔しないためには、業者選びが重要です。ハウスメーカーと工務店には、それぞれ強みと弱みがあります。
ハウスメーカーは全国で均一なサービスを安定して受けやすく、ブランド力があります。一方、工務店では地域の気候や風土を活かした「その土地ならではの暮らし」に寄り添う提案を得意としています。
全国の加盟工務店が手がける「FPの家」は、設計に関する縛りが少なく、お客様の希望に合わせた高品質な家づくりを行っています。これからマイホームを建てたいという方や、いつかは理想を叶えたいと思っている方は、ぜひ地域の「FPの家」ビルダーまでお気軽にお問い合わせください。